| | ● あけび 2001. 12. 15 (土) / 20:42 ◇
 |  | 
 | | PCとNetMD機器とのファイルのやり取りは、 OpenMGファイル(ATRAC3 132/105/66kbps)にて行われます。
 WAVやMP3ファイルをNetMDへチェックアウトする際も、一旦OpenMGファイルに変換されます。
 OpenMGにはMDのSPモードにあたるATRACはなく、NetMDへSPモードでチェックアウトする際は
 ATRAC3のデータをATRACへ変換して転送しているようです。
 なので、このSPモードはあくまでMDLPモードのないプレーヤーでも再生できるようにするためのものであって、
 本来のSPモードの音質にはならないようです。
 
 また、PC->NetMDのチェックアウトでは曲データそのものが実際に転送されますが、
 NetMD->PCのチェックインでは、NetMD側はファイル削除、
 PC側はOpenMGファイルのチェックアウト許可回数増加という処理が一連の動作であって、
 曲データそのものがNetMDから転送されるというわけではありません。
 ですので、MDメディア上の曲データをPCへコピーということはできないことになります。
 
 この2点が、私が実際にNetMDに触れるまで疑問に思っていた部分ですが、
 分かってしまえば、こういうことだったのかと簡単に理解できます。
 
 MDメディアからのファイル取り込みができないのはちょっと残念でしたが、
 著作権等を考えればそれは仕方ないと思いますし、それを差し引いても
 PC上でのデータ管理、MDへの高速録音、MD上の曲名/曲順等のPCでの編集ができることを思えば
 十分利用価値のあるものだと思いました。
 
 |  | 
 
 | 
 | 
 |